FERRARI

イタリア最高峰の輝きを生み出す、FERRARI

北イタリア、アルプスの麓に広がるトレンティーノ・アルト・アディジェ州トレント。
この地で1902年に創業したフェッラーリ社は、“イタリア最高峰のスプマンテ”を生み出す存在として、世界中の称賛を集めています。

創業者ジュリオ・フェッラーリは、ヨーロッパ各地でブドウ栽培を学び、やがてフランス・シャンパーニュ地方へ辿り着きました。そこで彼は、シャンパーニュと故郷トレントの気候や土壌に驚くほどの共通点があることに気づきます。

「この土地でも、世界最高峰のスパークリングワインは造れる」

そう確信したジュリオは、シャルドネの苗木を携えて帰郷。そして、イタリアで初めて本格的にメトド・クラッシコ製法(シャンパン製法)へ挑戦した、歴史的パイオニアとなりました。また、イタリアで初めてシャルドネを大規模に栽培した人物として知られています。

イタリア・スプマンテの父、ジュリオ・フェッラーリ

当時のイタリアではまだ珍しかったシャルドネ栽培にいち早く着手し、トレントの冷涼な山岳地帯で、高品質なスプマンテ造りを追求したジュリオ・フェッラーリ。

彼が生み出すスプマンテは瞬く間に評判となり、創業からわずか4年後の1906年には、ミラノ万博で金賞を受賞するという快挙を成し遂げます。その先見性は、100年以上の時を経た今でも、世界から高く評価され続けています。

フェッラーリのスプマンテは、単なる“イタリア産スパークリングワイン”という枠を超え、グランメゾン・シャンパーニュとも肩を並べる存在として、世界中のワインラヴァーや美食家を魅了し続けています。

受け継がれる哲学と、ルネッリ・ファミリー

「イタリア・スプマンテの父」と称されるジュリオ・フェッラーリには直系の後継者がいませんでした。彼は数多くの候補者の中から、長年の友人であり、深い信頼を寄せていたブルーノ・ルネッリへその志を託します。

現オーナーであるルネッリ・ファミリーは、創業者の哲学を受け継ぎながら、完璧なバランスと美しい調和を追求するスプマンテ造りを守り続けています。

現当主ルネッリ・ファミリー3代目(左からアレッサンドロ、カミッラ、マルチェッロ、マッテオ)

現在、フェッラーリは世界50カ国以上へ輸出され、イタリアを代表するラグジュアリーブランドとして国際的な地位を確立しています。

イタリアを象徴する、祝福のスプマンテ

フェッラーリのスプマンテは、イタリア大統領官邸での公式晩餐会をはじめ、世界各国のイタリア大使館でも振る舞われています。政界のみならず、ファッション界、芸術界、スポーツ界においても、華やかな舞台を彩る“祝福の象徴”として愛され続けています。

チャールズ国王と伊共和国大統領マッタレッラ閣下の公式晩餐会の開会の乾杯を飾ったリゼルヴァ・ルネッリ( 2025年4月ローマ、クイリナーレ宮殿にて)

フェッラーリのスプマンテは、食前酒としてだけでなく、“食事に寄り添うワイン”として設計されています。ガス圧を繊細に調整することで、前菜からメインディッシュまで料理との調和を保ち、イタリア料理の魅力を最後まで引き立てる存在となっています。

世界が認めた、最高峰のスパークリングワイン

フェッラーリは、世界的に権威あるコンクール「シャンパン&スパークリングワイン・ワールド・チャンピオンシップ」において、圧倒的な受賞歴を誇ります。

2015年、2017年、2019年、2021年、2022年、2023年、2024年、そして2025年。
史上最多となる8度にわたり、“スパークリングワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー”を受賞しました。

「2025年 シャンパン&スパークリングワイン・ワールド・チャンピオンシップ」授賞式にて

これは、長年“世界最高峰”とされてきたシャンパーニュを相手に、アルプスに囲まれたイタリア・トレントのテロワールが世界で通用することを証明した歴史的快挙でもありました。

標高300〜700mに広がる急斜面の畑、昼夜の大きな寒暖差、山から吹き降ろす冷たい風。そして、長い熟成に耐えうる美しい酸を育む冷涼な気候——。

フェッラーリは、この土地ならではの個性を磨き上げることで、“トレントだからこそ生まれる世界最高峰のスプマンテ”を世界へ示したのです。

サステナブルな畑が育む、圧倒的品質

フェッラーリ社の自社畑は、すべてオーガニック認証を取得しています。畑はアルプスに囲まれた高斜面に位置し、昼夜の寒暖差によって、長期熟成に必要な美しい酸と豊かなアロマが形成されます。

フェッラーリでは、化学合成の除草剤や化学肥料を使用せず、自然な方法で畑の生命力を高める栽培を徹底しています。土壌には多様な生物が息づき、健全なブドウは自ら病害への抵抗力を高めていきます。

この極めて健康なブドウによって、亜硫酸塩の使用量も劇的に低減。フェッラーリ社のワインに含まれる亜硫酸塩は、一般的なワインと比較して極めて少ない量に抑えられています。

全てオーガニック認証を取得したフェッラーリ社の畑では、生物多様性の象徴としてミツバチも育てられています

フェッラーリの品質を支えているのは、テクノロジーだけではありません。自然への敬意と、土地との共生。その哲学こそが、フェッラーリの美しい味わいを生み出しているのです。

Made in Italy を世界へ届けるアンバサダー

フェッラーリは、イタリアを代表するラグジュアリーブランドが加盟する「アルタガンマ財団」の創設メンバーでもあります。ファッション、デザイン、ホテル、自動車、ジュエリーなど、イタリア最高峰のブランドが集うこの財団で、フェッラーリ社長マッテオ・ルネッリ氏は長年会長を務めています。

フェッラーリにとって、スプマンテとは単なるワインではありません。それは、イタリアの文化、美意識、ライフスタイルそのものを世界へ届ける存在。グラスに注がれる繊細な泡のひとつひとつに、“Made in Italy”の誇りが宿っているのです。

車のFERRARIの創業者、エンツォ・フェラーリ氏が残した言葉

「イタリアには2つの偉大なFERRARIがある。IL FERRARI(スプマンテ)とLA FERRARI(車) だ」