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“コスタセラ” アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ 2008 - MASI (マァジ) 750ml x 1本
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夕陽を臨むガルダ湖畔の“コスタセラ”と呼ばれる丘陵には、ヴァルポリチェッラ・クラッシカ地区の中で最高の畑が存在します。長い日照時間と湖から反射する日照から温暖な気候の恩恵を受けているこの畑で収穫されるブドウから、高品質のアマローネが造られます。
熟した果実の濃厚な香りと、しっかりとしたストラクチャーを持つコスタセラは、35年間の長期熟成が可能と言われています。
格付:アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ DOCG
ヴィンテージ:2008年
ブドウ品種:コルヴィーナ70%、ロンディネッラ25%、モリナーラ5%
ヴィンテージ・レポート:4月と6月にたっぷり降った雨がブドウの成長に良い影響を及ぼしました。7月と8月のヴェレゾン期には降雨量が少なくなり、ブドウの木にわずかなストレスを与えましたが、それが果皮の色とアロマの濃度を上げるのに役立ちました。この時期の昼夜の気温差もその助けとなり、この年は、2003年からの天候のトレンドと同様に、通年よりも気温が高く、ブドウは2007年よりわずかに早く成熟しました。ブドウの枝は健康的で開いて形成され、収穫は9月22日にロンディネッラ種から始まり、アマローネの醸造工程は1月末に開始されました。
テイスティングコメント:発酵は酵母と共に45日間。オークの大樽で2年熟成。縁にヴァイオレットが反射するマットなルビーレッド。乾燥プラムやバルサミックなブーケが、アルコールの強さを表しています。とても複雑でパワフルな香り。味わいはドライで、よい酸度と柔らかさを醸し出します。特徴的な焼いたチェリーのようなフレーバーと、はっきりと感じるチョコレートとシナモン。非常にデリケートでありながら、しっかりと主張をするタンニンは長く続き、満足感を与えるものに仕上がっています。
醸造方法:9月末から10月初旬に収穫されたブドウをNASA(ブドウ自然乾燥助長システム)のある特別な乾燥小屋にて竹製ラックの上で1月下旬まで陰干し。貴腐菌が付くのはコルヴィーナ種のみ。45日間スラヴォニアオークの大樽もしくはステンレスタンクで自然低温発酵(14℃)の後、30~40hlの樽に移し、アルコールに強い酵母を用いて引き続き35日間アルコール発酵とマロラクティック発酵を行います。全体の80%をスラヴォニアオークの大樽(40~80hl)で、20%をアリエとスラヴォニアオークの小樽(600L、40%新樽、30%2年樽、30%3年樽)で24ヶ月熟成させます。最低4ヶ月間は瓶内熟成。
ペアリング:赤身の肉料理、ジビエ、パルミジャーノなどの強めのチーズ、食後酒として

